本日はこちら!チーム戦が楽しい!味方のスパイマスターの意図を汲み取ってワードを当てるゲーム!
コードネーム
ジャンル | 協力対戦型ワードゲーム |
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プレイ人数 | 2人~8人 |
対象年齢 | 10歳~ |
プレイ時間 | 15分 |
初心者おすすめ度 |
正体隠匿系の人狼ゲームのようなハラハラするワードゲームではなく、2チームに分かれて、それぞれ指定されたワードを相手よりも早く暴いていく協力対戦型のゲームです。
チーム同士の意思疎通が大事なのですが、価値観が違いすぎたりワードチョイスが独特過ぎるともう訳わからなくなりますw
最も意思疎通が出来るチームはどこか!?2016年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品というだけあり、面白さ保証済!!
どんなゲーム?
2人~8人用ですが、通常ルールで遊ぶなら4人以上が必要です。(2人か3人でやる場合は少しルールが変わりますので後述します。)
赤チームと青チームに分かれ、それぞれ『スパイマスター(1人)』と『諜報員』を決めます。
ランダムに配置された25枚のキーカードにはスパイマスターだけが知る自チームのワードが8枚~9枚隠されています。
スパイマスターは一言の単語で共通するキーワードを伝え、自チームの諜報員はその単語を頼りに自チームの単語を当てるゲームです。
この時間違えて相手チームの単語を選んでしまえば相手の得点、更には1枚だけ絶対選んではいけない暗殺者ワードが隠されています。
スパイマスターはうまくキーワードを伝え、諜報員は意図を汲み取り自チームのワードだけを選択できるのか!?
伝える力!汲み取る力!意思疎通が求められる協力対戦型ワードゲーム!
【2人でやるならこちらがおすすめ!】
おすすめシチュエーション
通常ルームで遊ぶなら4人以上がおすすめです!
他のシーンで探す場合はここから探してね
コンポーネント紹介
エージェントカード(2色)16枚/ダブルエージェントカード1枚/一般人カード7枚/暗殺者カード1枚/キーカード40枚/ルールブック1部/カードスタンド1個/砂時計1個/コードネームカード200枚
コードネームカード
全部で200枚のカード!更には両面印刷という事で、なんと400もの単語が用意されています。
何度プレイしても同じ盤面になる事はないでしょう!
エージェントカード
赤、青はそれぞれのチーム用に。どちらの単語でもない外れは一般人(白)。
先行のチームはダブルエージェントカード(青カードにメガネが赤)を使います。
そして絶対に引いては行けない暗殺者カード(黒)は1枚です。
暗殺者カードは置かれた時点でゲーム終了です。
キーカード
自チームの単語の在り処を示すキーカードです。
全部で40枚ですが、上下左右は自由なので、実質160パターンあります。
周りの色はどちらのチームが先行かを示しています。
ゲーム概要&ルール
ゲーム準備
まずはチーム分けを行い、スパイマスターと諜報員を決めましょう!
決まったらスパイマスター同士、対面に諜報員同士が並ぶよう席替えをします。(キーカードをスパイマスターだけが見えるように)
コードネームカードからランダムに25枚を選び5×5に並べます。
キーカードを1枚選び向きをランダムにカードスタンドに立てます。
エージェントカードを脇に並べておいたら準備完了です!
※砂時計は考える時間が長くなりすぎる場合に使用しましょう!初心者の場合は初めは使わなくても良いと思います!
ゲームルール
スパイマスターと諜報員が協力して相手チームより先に自チームのワードを全て当てる!
ゲーム中に行う動作
≪スパイマスター側≫
- 自チームのワードに共通する単語とそれが何枚あるかを諜報員に伝える
- 諜報員が選択したワードに合わせスパイカードを置く
≪諜報員側≫
- 単語に共通するワードを探し自チームのエージェントカードを選択する
共通する単語を諜報員に伝える(スパイマスター)
スパイマスターにはこのように見えています!
キーカードの周りは赤色なので、赤チームが先行(ワードは9枚になります)
この赤枠の中から共通する単語を一つ考えます。
・日本語を英語に言い換えるなど、同じ意味の言い換えはNG
・言葉の意味に関係ないものはNG(『イギリス』のヒントとして『リス』とかはNG)
・漢字の読み方を変えるだけはNG(『金』のヒントとして『きん』も『かね』もNG)
・意味のあるワードでもヒントに含まれている場合は基本NG(『アイスクリーム』のヒントとして『アイス』はNG)
ただし、厳しすぎないようにしよう!
これは駄目、それは駄目、と厳しすぎるとトラブルの元になりますし、なにより難しくなり過ぎます。適度なルールをあらかじめ決めておくと良いと思いますよ!
上記のルールを守ったうえ、例えば・・・
『肉食』『2個』 のように宣言しましょう!
単語に共通するワードを探し自チームのエージェントカードを選択する(諜報員)
『肉食』の単語に共通するワードが『2個』ある!とスパイマスターから伝えられました。
25枚のエージェントカードから肉食動物に連想されるワードを探しましょう!
この場合どうでしょうか?肉食に該当しそうなのは『ライオン』『ワシ』『クマ』でしょうか?
しかしスパイマスターからは『2個』と宣言されています。つまりどれか1つは違うという事。スパイマスターの意図を汲み取りずばり自チームのワードだと思うワードを宣言しましょう!
この時、一気に二つではなく一つずつ宣言し正誤判定してもらってください
『クマ』正誤判定後 『ライオン』 のように宣言しましょう!
ちなみに、諜報員はスパイマスターから宣言された個数の+1個だけ選択が出来ます。
つまり『2個』と宣言されたので、諜報員は『3個』まで選択する事が出来ます。
諜報員が選択したワードに合わせスパイカードを置く(スパイマスター)
まず『クマ』が選択されました!どうでしょう!?これは、正解ですよね?
それでは『正解!』と伝えスパイカードを置いてあげましょう!
先行チームの初めに置くカードはダブルエージェントカードになります。
その後『ライオン』も無事正解でしたので、二つのスパイカードを置いてあげます。
もし諜報員が青チームのワードを選択したら、青のスパイカードを置きます。
万が一暗殺者のワードを選択してしまったら、、、その場でゲーム終了、負けとなります。
諜報員が選択を終了したら、赤チームのターン終了です。
ゲーム進行のポイント
ポイントは『諜報員はスパイマスターが宣言した数+1枚を選択できる』という事!
つまり、例えワードを外したとしても、次のターンで1枚挽回できる訳です!
肉食で3枚に絞ってましたが、もし今回『ワシ』を選択してしまっても、次のターンでライオンかクマを選べるわけですね!
一度スパイマスターが指定した単語はなくなる訳ではないので、後半になれば色々な単語の共通点が探せるようになるのも、このゲームの面白い所です!
2人〜3人用ルール
2人で遊ぶ場合は、対戦ではなく協力して遊びます。3人の場合は2人が諜報員をやります。
・まずは通常と同じ準備をします。スパイマスターと諜報員も決めましょう。
・敵チームはCPUがいると思いましょう。
・自分達が先行プレイヤーになります。
・自分達のターンは通常通り進行します。敵のワードは避けてください。
・敵チームのターンになったら、敵のエージェントカードを1枚置きます。(どのワードを置くかはスパイマスターが決めてよいです)
・自分のチームが暗殺者を選択した場合や、敵チームのワードが全て選択されたら負けとなります。
敵チームのワードをどれだけ残して、自分達がクリアできるか!?に挑戦するゲームとなります。
感想
上手くはまった時のワードチョイスはめっちゃ気持ちいいですが、共通点が見つからない時はとことん難しいゲームです。。
最低二つは共通するワードを選びたいですが、どうしても見つからない時はお互い各ターン1枚ずつしかめくれず泥仕合になる事もあります。結構運の要素もあると思いますね。(知識がめちゃあればいいのかもしれませんが・・)
ですが、無理やり共通点を出して諜報員に任せた時の反応や、自信をもって伝えたワードで何故か暗殺者を選ばれてしまったり等、「どんな深掘りしたらそうなるの!?」みたいな人の感覚って色々あるんだな!って、本当に盛り上がる事は間違いなしです!
ドイツ年間対象に選ばれているわけですから間違えないのですが、ワードゲームとしては初心者の方も楽しめる良いゲームです♪
【2人でやるならこちらがおすすめ!】
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